軽度の出っ歯はどうやって治す?適した治療法を紹介!

2020/10/27

出っ歯は上の前歯が下の前歯より前に突出した歯並びをいいます。軽度の場合は、治療を行わない人もいますが、放置すると体全体にさまざまな影響が出ます。

軽度の出っ歯なら治療期間が短くなったり費用が安く済む場合もあります。軽度の出っ歯に適したおすすめの治療法を紹介します。

軽度の出っ歯とは?


出っ歯には大きく分けて骨格が原因のものと歯並びが原因のものの2種類があります。そもそも出っ歯と診断される基準や、軽度に分類されるものはどのような出っ歯なのでしょうか。

出っ歯と診断される基準

通常上の前歯は下の前歯よりも2〜3mm前に出ていることが多く、3mmを超えない前突であれば出っ歯とは診断されません。上の前歯が下の前歯よりも4mm以上前に出ている場合、出っ歯と診断されます。

歯並びが原因の出っ歯の場合、あごの骨は正常ですが、上の歯が前方に向かって斜めに生えている、あるいは下の歯が内側に向かって生えているかその両方の状態など歯の生える角度によって出っ歯になります。

また、骨格が原因の出っ歯は、上顎骨自体が下顎骨より前に出ているために上の前歯が出てしまっている状態をいいます。いずれも上下の歯のずれの幅で診断します。

軽度に分類される基準

出っ歯の中でも軽度に分類されるものは、歯並びが原因のもので、奥歯の噛み合わせに問題がなく、基本的には抜歯をせずに上下の前歯の傾斜や位置を調整することで治るもののことをいいます。抜歯をする場合でも、親知らずの抜歯だけで歯を動かすスペースを十分作ることが可能な症例です。

出っ歯の原因


出っ歯になる原因はいくつかあります。

上下のあごのバランス

上あごが大きいまたは下あごが小さいなど上下のあごのバランスが悪いと出っ歯になります。遺伝的な骨格の形状によるものが多くを占めます。

幼い頃の指しゃぶり

乳幼児期に指しゃぶりを長くしていると出っ歯になります。少なくとも3歳までには指しゃぶりのクセを止めさせましょう。

前歯が大きい

前歯が大きいと、前歯がおさまるスペースが足りないため、前に突出してしまい出っ歯になります。

舌で前歯を押す

舌で歯を前に押すクセがあると、徐々に歯が前に動いてしまい、出っ歯になることがあります。

出っ歯を放置すると


矯正治療は、自由診療で健康保険が使えません。費用も高くなるので軽度の出っ歯の場合、放置する人もいます。しかし、放置すると審美的な影響だけでなく、体のさまざまな部分に悪影響が出ます。

唾液の分泌が減る

口が閉じにくいため口呼吸をするようになります。それにより唾液の分泌量が減り、虫歯や歯周病、細菌の増殖など口腔内環境が悪くなります。風邪を引きやすくなります。

胃腸に負担がかかる

出っ歯の場合、前歯でしっかりものを噛むことができません。また噛み合わせが悪いと咀嚼力が低下し、よく噛まずに呑み込む習慣ができます。そのため胃腸に負担がかかります。

軽度の出っ歯は自力で治せる?


質問投稿サイトでは、軽度の出っ歯であれば自力で直せるのではないかと思っている人が多く見受けられます。歯科矯正などの審美治療は非常に高額で、治療期間中の見た目の変化を負担に感じる人も多いため、できることなら自力でお金をかけずに治したいと思う方がいるのも無理はありません。

はたして、軽度の出っ歯であれば自力で治すことは可能なのでしょうか?

歯並びは自然治癒しない

そもそも歯並び自体が自然に治ることはほとんどありません。歯は、舌や頬などの口周り全体の筋肉の働きによって、向きや角度などの生え方が決まります。また、あごの骨格も成人になる頃にはほとんど形成されます。

成長期のうちに骨格の形成方向や歯の生え方を正しく導くこともできますが、それに要する処置自体も歯科矯正として行うため、自力で矯正することは困難です。

出っ歯を自力で治すのは危険?

出っ歯を自力で改善する方法として、わりばしで歯を押さえる方法やわりばしを咥えて噛み合わせから改善する方法などが提唱されています。しかし、専門知識がないまま歯に無理な力を加えることは、歯が正しくない方向に動いてしまったり、歯が欠けてしまったりと重大な損傷を負ってしまう危険があるため絶対にやめましょう。

口腔周囲筋機能療法(MFT)とは?

正しい舌の動きや正しい口周りの筋肉の動かし方を習得することで、口周りの筋肉のバランスを整えて歯並びの改善につなげる治療法です。舌や頬などの口周り全体の筋肉の働きによって向きや角度などの生え方が決まるため、理にかなった方法と言えます。

現状の歯並びの悪化を防ぐという意味で多少の効果はありますが、口腔周囲筋機能療法だけで出っ歯が綺麗に治ることはほとんどありません。

あくまで矯正治療の補助的な治療法で、歯科矯正を成功させるために併用することが多いです。出っ歯をしっかり治したい場合は歯科医院に相談し、自身の症例に適した歯科矯正を行ってもらいましょう。

軽度の出っ歯におすすめの治療法と費用


軽度の出っ歯を治せるおすすめの治療法を紹介します。矯正方法や矯正期間はそれぞれの歯並びの状態や治療の進み具合によって違うので、歯科医師と詳しく相談のうえ選ぶ必要があります。

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーをつけて歯並びを整える方法です。一般的な表側に矯正装置をつけるワイヤー矯正とは違い、矯正していることが周りからは分からないので、審美性にも優れた治療法です。

また、歯は、矯正装置がある方へ動きやすい性質があるため、裏側矯正は出っ歯のように前に出ている歯を内側に引っぱる治療に適しています。ただし、表側矯正よりも治療費が高く、約100〜150万円と表側矯正の約1.5倍ほどの費用がかかると言われています。

部分矯正

上下の歯並び全体を治す以外に、部分的に矯正装置をつけて歯並びを整えられます。上あごだけの矯正や前歯だけを治す矯正も可能です。出っ歯の場合、上の前歯の歯並びを中心に治療するので、部分矯正で治せるケースがあります。

部分矯正の方が、全体矯正よりも治療期間も短く費用も約30〜60万円と安く済みます。ただし、部分矯正は噛み合わせを治すことができないので、出っ歯の種類によっては対応できない場合もあります。

マウスピース矯正

自分の歯型で透明なマウスピースを作り、装着する矯正方法です。症例の程度によっては出っ歯も治せます。マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、矯正していることが周囲に気づかれにくく審美性に優れた治療法です。自分で着脱することが可能なため、食事や歯磨きのときは外すことができるので日常生活への支障が少なく人気があります。

1日約20時間、マウスピースを装着しないと治療効果が十分に得られなかったり、治療期間が伸びたりするので、歯科医師の指示通りに正しく装着するように自己管理をすることがとても重要です。

費用は症例によって幅がありますが、10〜100万円ほどです。

後戻りに注意

軽度の出っ歯の場合、治療期間が短くて済む場合がありますが、矯正装置が外れても必ず保定期間のリテーナーを忘れないようにしましょう。矯正治療が終わってすぐは歯が安定せず動きやすい状態です。

リテーナーをつけていないと歯が後戻りしてしまうことも十分にあるので、必ず歯科医師の指示に従いリテーナーを装着するようにしてください。

まとめ

軽度の出っ歯の場合、放置している人や治療費が高いので自力で直そうとする人がいますが、歯並びが悪いと体のさまざまな部分に不調が出ることがあります。また歯は自然に治るものではなく、間違った矯正法は歯を傷つけることもあり危険です。

出っ歯の症状が軽ければ、治療期間が短く費用も比較的安く治療できる場合もあるので、まずは歯科医師に相談してみましょう。

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