キレイラインのデメリットは?知っておくべきリスクについて

2020/10/15

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯並びを整える矯正方法で、ワイヤー矯正よりも治療費が安く、審美性にも優れているので人気です。特にキレイラインは、低価格で始められるところが魅力です。しかし、キレイラインにはデメリットもあります。後悔しないよう、矯正を始める前にしっかり理解しておきましょう。

マウスピース矯正のキレイラインとは

キレイラインはマウスピース矯正の一つです。他のマウスピース矯正に比べて価格が安く、歯列矯正の高い費用が払えなくて治療を受けられない人や治療するかどうかを悩んでいた人に人気があります。

透明なので装着しているのが目立たない

キレイラインは、自分の歯型を取って作ったマウスピースを装着して歯並びを整えます。一方、ワイヤー矯正は、歯の表側にブラケットという装置を装着して、そこに通したワイヤーで歯を固定して歯並びを整えます。

ワイヤー矯正の場合は、口を開けると矯正装置がすぐに見えてしまうため、患者の精神的負担が大きかったり、営業職やサービス業など第一印象が大切な職業に従事している人はワイヤー矯正ができなかったりしました。

しかし、キレイラインのマウスピースは透明なので、話したり笑ったりしても矯正しているのが目立ちにくく、審美性に優れていて、今までワイヤー矯正をためらっていた人や諦めていた人でも試しやすい歯列矯正です。

キレイラインで歯列矯正している間にホワイトニングも同時にできます。キレイラインでは、矯正費用の中に最低でもホワイトニング剤1本が含まれています。歯並びを整えながら、歯を白くすることができるため審美性に優れた治療方法と言えます。

費用が安い

キレイラインは矯正費用が安いことも大きな特徴です。初回は2万円から、2回目以降は4万円で矯正ができます。総額の治療費は、個人差がありますが約10万円〜30万円です。

ワイヤー矯正の治療費は総額で約70万円〜100万円以上かかるため、従来のワイヤー矯正に比べて大幅に安い費用で矯正ができます。

着脱が簡単

キレイラインは食事や歯磨きのときに外せます。自分の歯で食事ができるので、矯正前と変わらず制限なく好きなものが食べられます。また、マウスピースを外して歯磨きができるので、歯の裏側や隙間などしっかり磨くことができて歯周病や虫歯の予防ができます。

矯正治療中でも日常生活に支障が少なく、ストレスなく歯並びを整えられます。

キレイラインのデメリット

キレイラインは、メリットばかりではありません。対応できない歯並びがあったり、最初のシミュレーション通りに歯が動かなかったりするなど、すべての人の歯並びを治療できる方法ではありません。

奥歯の調整には不向き

キレイラインは上下の前歯12本をメインに矯正する方法です。多くの不正咬合を治せます。

対応している不正咬合

  • 叢生(八重歯など歯がガタガタに並んでいる状態)
  • 出っ歯(上顎前突)
  • 受け口(下顎前突)
  • 開咬(奥歯は噛み合うが、前歯が閉じない状態)
  • すきっ歯(空隙歯列・正中離開)
  • 過蓋咬合(上の前歯が下の前歯に深く覆いかぶさるように生えている状態)
  • 上下の前歯の中心線のずれ

一見するとほとんどの症例を網羅しているように感じますが、奥歯の噛み合わせや歯並びの調整には適していません。また、治療可能な叢生の一種である八重歯や出っ歯、受け口などでも歯並びや顎の骨格の状態によってはキレイラインの適応外となる場合があります。

着脱が面倒な人も

キレイラインは咀嚼のときにマウスピースを傷つけたり破損する恐れがあるため、食事をするときは必ず外さなければいけません。また、虫歯や歯周病予防のため歯磨きのときにも外します。

マウスピースは、正しく装着しないとつけていても正しく効果が発揮されません。そのため毎回の食事や歯磨きのときの着脱に時間や手間がかかる場合があり、面倒に感じる人もいます。

1日20時間程度装着が必要

キレイラインは、1日最低でも20時間装着しないと効果が得られません。基本的には食事と歯磨き以外はつけておく必要があります。マウスピースの装着を忘れてしまったり、着脱が面倒でしばらくつけないでいたりすると、十分な効果を得られないうえ、治療期間が伸びてしまうことも考えられます。

キレイラインで考えられるリスク

キレイラインで歯列矯正するときに考えられるリスクを説明します。

矯正期間によって費用が高くなる場合も

2万円は初回のみです。2回目以降は1回4万円の費用がかかります。カウンセリングの時点で治療期間のおおよその目安は分かりますが、マウスピースを歯科医師の指示通りに装着しなかった場合や、シミュレーション通りに歯が動かなかった場合などは、治療期間が伸びて追加の費用がかかることもあります。

治療の延長を繰り返して、最終的にはワイヤー矯正よりも高い料金を支払ったということになる可能性もあります。

また、「キレイラインで治らなかったから別のマウスピース矯正を試してみる」、「キレイラインで矯正したけれど思ったような満足できる歯並びにならなかったから、ワイヤー矯正に切り替える」という場合は、新たにまた矯正費用がかかってしまいます。

さらに矯正治療終了後も、歯の後戻りを防ぐためリテーナーという保定装置をつける必要があります。リテーナーはできれば一生つけていた方がいい装置であり、キレイラインでは3種類のリテーナーがあって、2万円〜6万円します。

種類によってはリテーナーは消耗するため、作り直す必要があります。それらの費用は契約時の料金には含まれていません。

リテーナーの種類価格
マウスピース型2万円
プレート型6万円
ワイヤー型6万円
リテーナーの種類と価格表

出っ歯や隙間ができる可能性も

キレイラインで、歯の動きをコンピューターでシミュレーションしてからマウスピース矯正を始めますが、実際に矯正してみるとイメージ通りの歯並びにならないこともあります。理由は、歯が思ったより動いてくれなかった、マウスピースをつけている時間が短かったなどさまざまありますが、初回のカウンセリングのようにならないケースも少なくありません。

また、キレイラインは健康な歯を極力抜かずに歯列矯正をする方法を取っているため、あごに歯がすべてきれいに並ぶスペースがないままマウスピースで歯並びを整えようとして、出っ歯になったり歯の間に不自然な隙間ができることもあります。

納得できない場合、別の矯正費用を払って再調整する人もいます。

歯科医院によって対応が違う

キレイラインはすべての歯科医院で受けられる治療法ではありません。キレイラインというマウスピース矯正法を、提携している歯科医院が取り扱い、治療を受けます。そのため使うマウスピースはキレイラインですが、診断や治療プランなどは、それぞれの歯科医師によっても差が出てきます。

カウンセリング料金はかかりますが、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて信頼できる歯科医院で治療するようにしましょう

まとめ

キレイラインは、矯正装置が目立たず安い費用で歯並びを変えられると人気ですが、患者がきちんと定められた時間マウスピースを装着しなかったり、正しく装着できていなかったりすると治療がうまくいかないことがあります。

また、最初のカウンセリングで聞いていたほど歯の動きがなく、満足できる歯並びにならないまま治療期間が終了するケースもあります。

キレイラインは、患者の自己管理が重要な治療法であると共に、必ずすべての歯並びに適応しているわけではなく、治療してもきれいな歯並びにならないことがあることを知っておきましょう。

2万円から始められるマウスピース矯正「hanaravi」

hanaravi_mv

hanaraviの特徴

  • 月々2万円、最大30万円の低コスト
  • 最短3カ月で完了
  • マウスピースが自宅に届くので通院不要
  • 矯正中の悩みや疑問をいつでもLINEで相談できるオンラインサポートが充実
  • 矯正しながらホワイトニングできる

同じカテゴリーの記事

コラムをもっと見る
Scroll Up