矯正を検討しているけど、さまざまなメーカーや治療法があって自分に合った治療を探すことが難しいと感じている方、きれいな歯並びを低価格、短期間で手に入れることができたら、嬉しいと思いませんか。そんな方にはキレイラインがおすすめです。 キレイラインは従来のワイヤー矯正と違ったマウスピースを用いた矯正治療です。この記事ではキレイラインのメリットや特徴があるのか、詳しく解説していきます。
キレイラインは3Dプリンターや最新の機器を用いることで、効率的で高精度なマウスピース矯正を行うことができます。
たくさんの歯列データと最新技術が蓄積されたソフトウエアを用いて歯の移動を最大、かつ痛みを極力抑えた治療を行います。
キレイラインはワイヤー矯正と比較して、歯科医師の手間をできるだけなくすことでコストカットを行い低価格を実現しました。
歯列のガタツキが軽度・中度・重度それぞれの場合のキレイラインの総額は下記のようになっています。
※上記以外にリテーナー装置の費用が必要です。 ※口腔内の状態によって、使用を推奨させていただく場合があり、別途費用が必要となる場合があります。 ※ホワイトニングの回数や治療回数により金額は異なるため、クリニックでカウンセリング時にご確認くださいますようお願いします。
ワイヤー矯正は歯科医師が金属のブランケットと呼ばれるものを患者さんの歯に取り付け、ワイヤーを変形させ調整を行います。歯科医師の技術力や経験が要求され、1人の患者さんにかける診療時間も長いため、治療費が高額になっていました。
キレイラインはソフトウエアを用いて歯科技工士がマウスピースをデザインします。デザインされたマウスピースは3Dプリンターで作成され歯科医師の手元に届きます。歯科医師は患者さんごとに治療方針をワイヤー矯正同様作成しますが、矯正開始までの手間が省かれるため、効率的かつ低価格で矯正治療を行うことができます。
通常のワイヤー矯正は1~3年かけて歯並びを整えます。キレイラインを用いると最短5カ月で美しい歯並びを手に入れることができます。
キレイラインでは歯科技工士がマウスピース装着時に歯にかかる力によるリスクを考慮して、最適な力が加わるよう一本いっぽん歯列をデザインします。患者さんごとに最適にデザインされ作成されたマウスピースによって、歯列を無駄なく歯を最大限動かすことができます。
キレイラインは矯正治療を行いながら、ホワイトニングも並行して行うことが可能です。初回料金に必ずホワイトニング剤が1本含まれています。
多くの歯列データを蓄積した最新ソフトウエア技術を用いているため、クリニックごとの技術の差が生じにくくなっています。どこでキレイライン治療を行ったとしても、一定品質の矯正治療を受けることができます。
キレイラインで矯正を行う場合、治療の流れや治療開始後の通院頻度についても解説していきます。
初回診療にて問診票記入を行います。その後、かみ合わせや歯列の状態を検査していきます。検査は歯科衛生士が歯の状態を専用の器具を用いて行ったり、レントゲン撮影を行ったりします。検査結果を歯科医師が確認し、キレイラインで矯正が可能か診断し、適応となった場合、歯科医師が治療計画を立てます。
歯科医師が立てた治療計画に関する説明を受けます。シミュレーション画像に対応している歯科医院の場合、画像を見ながら矯正にかかる期間や治療回数、金額に関する内容を聞きます。
治療計画の詳細を聞いて、実際に治療を実施するか患者さんが判断します。
治療計画を聞いて治療実施を決めたあとは歯型を取ります。歯型は1回目は2時間、2回目は30分かけて採取します。
採取した歯型を基に歯科技工士がマウスピースをデザインしていきます。デザインしたデータを3Dプリンターで患者さんごとにマウスピースが作成されます。マウスピースが製作されるまで約2~3週間要します。
矯正治療に関する以下の説明を受け、マウスピースが渡されたら矯正治療開始です。
基本的にはマウスピース装着期間中、都度払いの場合は『1カ月半(45日)に2度』、コース契約の場合は『3カ月に2度』のペースで通院します。治療の状況や通院回数や頻度は異なる場合があります。
通院期間中に歯並びに満足した場合、進行具合を歯科医師と相談し途中でもマウスピース矯正を終了もできます。
矯正治療は歯並びを動かした後は後戻り防止用の保定装置としてリテーナーの装着を行います。リテーナーを最低1年間、1日20時間以上装着し、2年目以降は夜だけ装着します。
リテーナー期間中に1日の装着時間を守らない場合、元の歯並びに戻ってしまう場合がありますので、矯正を無事に成功させるためにはリテーナー期間も重要です。
リテーナーは料金に含まれていないため、別途費用がかかります。マウスピースタイプ、ワイヤータイプ、プレートタイプなど種類があるため、費用と種類は利用する歯科医院に確認が必要です。
歯並びが悪いと言っても、人によって治療したい部分や内容は異なります。どの歯並びがキレイラインを用いた矯正治療に適応しているか、適応症例について解説します。
主に前歯部を中心に動かすときれいに見える歯並びが向いています。出っ歯やすきっぱ、受け口や中心がずれているなど、さまざまな症例に対応しています。
キレイラインは奥歯を動かさずに前歯12本を動かす矯正方法です。短期間で見た目の結果を出したいという方に向いています。
以前ワイヤーによる矯正治療を行っていて、長期化してしまい途中で諦めてしまった方も適応症例に当てはまれば、キレイラインを行うことができます。また、現在ワイヤー治療を行っていてキレイラインに切り替えることも可能です。
マウスピースの場合、大きく動かそうとすると歯の根っこの位置はそのまま、歯の上部だけ倒れ込むように移動してしまう場合があります。口腔内全体を大きく動かさなければならない場合は対応できません。
インプラント治療やブリッジがある場合は適応となりません。痛みを伴う虫歯がある場合、医師の判断により適応できない、虫歯治療を先に行う必要があります。